アーカイブ | 7月 2016

  • 肥満で痩せたいならカロリーよりも糖質の量を気にする

    肥満はあらゆる病気のリスクを高くします。 痩せたいとなると「カロリー制限をしよう」と単純に考えてしまいますが、カロリー制限で痩せるのは難しいです。 それよりも痩せる効果が高いのは、糖質の量を抑えることです。現代人は明らかに糖質のとりすぎで、それにより太ってしまうケースが多いからです。 糖質は糖と名前がついていますが、甘いものだけではありません。 米、小麦粉などの主食類に使われる食材も、ほとんどが糖質です。 糖質の量を減らすとなぜ痩せるかについて考えます。 糖質を摂取すると、体内でブドウ糖まで分解されて腸管から血液中に吸収されます。血液中にブドウ糖が多すぎると高血糖状態で、これは体にとって良くありません。 そのため、膵臓からインシュリンというホルモンが分泌されます。インシュリンは筋肉のグリコーゲンにブドウ糖をため込みますが、そこで使い切れないぶんは脂肪細胞に回してため込み始めます。 このブドウ糖によって脂肪細胞が膨らんでしまうと、太った状態になります。 たとえ厳密なカロリー制限をしていても、食物中のブドウ糖の量が多ければインシュリンが放出されて太りやすくなります。 それよりも、たんぱく質や脂質といった栄養素の摂取量を中心にすれば、インシュリンは放出されません。すると脂肪細胞にため込むものがなくなるので、結果的に痩せられるようになります。 ただし、脂質のとりすぎは体脂肪が落ちにくくなるので上限を決めておく必要があります。 肥満解消にはカロリーを気にするよりも、糖質の量を少なくしてたんぱく質や脂質といった栄養素を中心にした食事が有効ということです。 逆に言えば糖質を減らせば、肉や魚といった食品は自由に食べられるということです。